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酔っ払いアラフォー女性

酒は呑んでものまれるな!


よく耳にする格言ですが、誰しもがお酒にまつわる失敗談を持ち合わせていることでしょう。
他ならぬ私も、学生の頃はよく失敗していました。

今日は休日出勤をしていたのですが、
仕事帰りに急に映画が観たくなり、「カラフル」を観てきました。
映画の感想はさておき、先ほど駅に降り立ったのですが、駅のホームに涎を垂らしながら爆睡している
アラフォーくらいの女性がいらっしゃいました。

一瞬、十数年後の自分を想像してしまいました。


今日は、このアラフォー女性のお話(想像版)を書いてみたいと思います。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------


「ちょっと・・・お客さん!起きてください!」


んん・・・?
人が気持ちよく寝てるのに!邪魔するんじゃねぇよ!

上田信子は寝ぼけ眼で、その場から起き上がった。
目の前には、制服姿の若い男性が呆れ果てた顔で仁王立ちをしていた。

なかなかのイケメンじゃない・・・。

自分の置かれている状況を把握する前に、男性の顔を確認する。
長年男性から遠ざかっているためか、日々の癖となりつつある行動だ。


「お客さん、起きてください。終電行っちゃったんで、とりあえず起きてください。」

え・・・?終電・・・?
ここはどこ・・・?ん?駅・・・?
うう・・・気持ち悪い・・・吐きそう・・・。

「ちょっと・・・!ここで吐かないでください!・・・ああぁぁぁ」


ウウ・・・ゴホッゴホッ!



イケメン男性の小さな悲鳴を聞きながら、
信子は胃の中のものを全てその場に開放した。


ああ・・・またやってしまった・・・。
今年に入って何度目だろう。


さて、今日は何してたんだっけ・・・?


駅らしき場所から無理やり追い出され、タクシーに詰め込まれた頃
やっと冷静に自分の置かれている状況について考え始めた。

そうだ、今日は・・・・・・・・


信子:「中島!仕事はもう片付きそう?」

中島:「は、はい。これだけ終われば・・・。」

信子:「終わったら飲みに行くわよ!」

中島:「は、はい・・・。」


そうだ、思い出した!
今日は後輩の中島と飲みに行ったんだった!
今日は彼氏の帰りが遅いとか何とか話してたのを小耳に挟んだから、
誘ってやったんだわ。


信子:「今日は彼氏の帰りが遅いんだって?」

中島:「何でそれを・・・。」

信子:「さっき田中と話してたじゃない!聞こえちゃった~!」

中島:「・・・。」

信子:「さ、行きましょ!」


中島は、25歳、入社3年目のOLだ。
最近彼氏と同棲を始めたと聞いている。

彼氏が居ない夜なんて、寂しいに決まっているわ!
たまには誘ってあげないとね!

信子と中島は会社を出て、近くの串揚げ居酒屋へと向かった。


信子:「今晩は一人で寂しいでしょ?」

中島:「は、はい、そうですね・・・。」

信子:「明日は休みだし、遠慮なく飲んでね!」

中島:「はい・・・。」

信子:「とりあえず生でいい?」

中島:「はい。」


二人は到着早々、生ビールで乾杯をした。

くぅ~!この一杯が最高なんだわ!
このために仕事してるようなものだものね!
さ、腹ごしらえもしなきゃ!


信子:「中島!何でも好きなもの頼みなさい!」」

中島:「ありがとうございます。」

信子:「大将!とりあえず、レバ刺とキムチ!」

大将:「はいよ~!」

信子:「中島は何がいい?」

中島:「じゃ、じゃあアボガドサラダで・・・。」

信子:「大将!アボサラも!」

大将:「はいよ~!」



カウンターだけの小さな串揚げ屋で、肩を並べて座った。
壁にはたくさんのサイン色紙が並んでいる。
この界隈では有名な店らしい。


信子:「うーん!休日前のビールは最高ね!」

中島:「そうですね。」

信子:「中島は明日なにするの?」

中島:「ちょうど彼氏も休みなので、どこかに出かける予定です。」

信子:「まあ!いいわねぇ。私は何をしようかしら。それよりさぁ、聞いてくれない!?」

中島:「はい、何でしょうか?」

信子:「明美の話よ!ホント、あの子最近おかしいのよね。
    帰りは早いし、この間なんて髪の毛クルクル巻にしてきてたのよ!
    私びっくりしちゃった!ベルバラか!っての!グハハハハハ!
    それに化粧も濃くなっちゃって。ファンデーション塗りすぎて、皺の部分にヒビ入っちゃってるのよ!
    みっともない!それにね、最近我慢できないんだけど、香水の匂いキツすぎない?
    トイレの芳香剤と間違えちゃいそうだったわよ!ガハハハハ!」

中島:「あはは・・・。」

信子:「やっぱり男でもできたのかしら?」

中島:「どうなんですかねぇ。」

信子:「やっぱり男ができたのよ!そうに違いないわ!中島も明美も、やっぱり私を裏切るのね!
    どうせ私は一人ぼっちですよ・・・。ヒック!」

中島:「信子先輩、大丈夫ですか?あまり飲みすぎると・・・。」

信子:「うるさーい!」

中島:「すみません・・・。」

信子:「ヒック!大将!水割りちょうだい!ダブルでね!」

大将:「はいよ~!」

中島:「先輩・・・」

信子:「ヒック!」



ああ・・・ここから記憶が無いんだわ・・・。
でも明美の奴、本当に男ができたのかしら・・・。



朦朧としながら、一連の出来事を思い返していた。
タクシーの揺れが眠気を誘う。
それと同時に吐き気も。

信子:「運転手さん、ここで降ろしてください。」


タクシーの車内で嘔吐するのは絶対にやめようと信子は決めている。
一度高額な清掃費を請求されて痛い目を見たことがあるからだ。


もう、うちも近いし、歩いて帰ろう。


でもさ、中島も酷いよなぁ。
私を放置して帰るなんて。
おかげで終電乗り過ごしちゃったしさ。
家まで送れとは言わないけど、少しくらい介抱してくれたっていいじゃない!
明美といい中島といい・・・。
そうよ!男ができてからあの二人は素っ気無くなったのよ!
私だって男くらいすぐに作れるんだから!
今は仕事が忙しいし、恋愛にうつつを抜かしている余裕なんてないから作らないだけなんだけどね。
それに休みの日は趣味で忙しいし、何せ一人で居るほうが楽だし。
はぁ・・・でも今日は飲みすぎちゃったわ。
だって、あそこの店のおつまみ、おいしすぎるんだもの。
お酒も進んじゃうってやつよね!
中島も喜んでたみたいだし、よかったわ。
また誘ってあげなきゃ!


信子は千鳥足でアパートの階段を上り、鍵を開けようとバッグの中をあさった。

鍵・・・鍵・・・。
あれ?鍵は?
え?無い?
またやっちゃった・・・。
ま、いっか。
朝までファミレスで過ごして、いつもの鍵屋さん呼べば。

信子は根元から黒い毛が生えてきているロングヘアを掻き上げながら、
再び千鳥足で階段を降り、家の真裏にあるファミレスに入るのであった。
これがいつもの休日の過ごし方である・・・。


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酒は呑んでものまれちゃダメですよ!
あの女性は、ちゃんと帰れたのかな?
なんとなく気になったけど、素通りしちゃった。
それにしても、レバ刺ってうまいよね・・・ぐふふ・・・。

おしまい!


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プロフィール

ゆうな

Author:ゆうな
不動産会社で女性営業マンとして働いております。
激務との戦いで干物女化が進んでます!!


以前、
大学生コンビニ店員のブログ
というブログを書いていました。

またマイペースに更新していきます。


誕生日:10月3日
血液型:A型(かなり疑わしいが)
趣味:ダイエット・読書・映画鑑賞・飲酒
特技:リバウンド・人の顔を覚えること

学生時代はコンビニ店員、
現在は不動産売買仲介営業をしております。

苦手なこと:整理整頓、継続すること

人を楽しませることは大好きです。
コメント頂けると飛んで喜びます。
飛べる豚です。

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